公益財団法人JKA補助金交付事業 「地域包括ケアでの活用を目指した安心安全、生活の質向上に資するクラウド型見守りシステム付きコミュニケーションロボットの介護現場への応用」事業の中間報告書が完成いたしました。
この研究は、これまで行ってきた介護現場でのロボットやICTの効果の検証をもとに、更に進化しつつある見守り機器・ICT・Robotなどを統合した新システムを施設に導入し、その効果を確認するとともに、地域への応用を目指したものです。
いままでの我々の調査は、高齢者施設における利用効果を確認するものでしたが、超高齢化社会であるわが国の現状を鑑み、在宅クラウド型見守りシステム付きコミュニケーションロボットシステムを開発し、高齢者の生活の質の向上、地域を支える介護労働負担軽減を目指すトライアルを試みました。
この調査研究は以下の仮説をもとに開始しました。
- 「赤外線見守りシステム+コミュニケーションロボット」は、高齢利用者のQOLに寄与する。
- 「赤外線見守りシステム+コミュニケーションロボット」は、介護者の勤務負担を軽減し業務改善に寄与する。
この2つの仮説は、今回の検証により立証されたと私たちは考えます。
今回、調査研究のための資金を提供してくださった、公益財団法人JKA様に心より感謝いたします。
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